バイク・単車の処分方法と注意点【125cc以下~大型まで】
当記事では、バイク・単車の処分方法と注意点を解説します。
125cc以下・126cc~250cc以下・251cc以上といった排気量ごとの処分方法がわかるので、バイク処分のために今何をすべきなのかがわかります。
また、バイクの処分方法でぜひ利用したい不用品回収業者もお伝えするため、これからバイク・単車を処分しようと考えている方はぜひご覧ください。
排気量によって異なる処分方法と注意点
ここでは、バイク・単車の処分方法を排気量ごとに解説します。
バイク・単車を処分する方法は、排気量ごとに異なるのをご存じですか?
お持ちのバイクとは違う排気量として処分を進めても、最終的に処分できずに手間と時間がかかることに。
ぜひ、お持ちのバイク・単車の排気量にふさわしいやり方で処分しましょう。
125cc以下のバイク
いわゆる原付バイクは、お住まいの自治体で廃車申告すると廃車手続きができます。
また、自治体で処分する際には以下の書類が必要になるため、あらかじめ用意してから廃車手続きを進めましょう。
125cc以下(原付バイク)を処分するときの必要書類 |
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また、原付バイクを処分するには、2つの処分方法から選べます。
それぞれ廃車申告書に必要事項とともに選択して記入することになるので、どのように処分するのか早めに決めておきましょう。
一時抹消登録 | 一時的にバイクを利用しないときに行なう |
永久抹消登録 | 永遠にバイクを利用しないときに行なう |
当記事をご覧になっている方は、おそらく永久的なバイク処分を検討しているかと思われますので、廃車申告書には永久抹消登録を選択してください。
126cc~250cc以下のバイク
いわゆる軽二輪自動車は、お住まいのエリアを管轄としている陸運局に廃車手続きを行ないます。
陸運局で廃車手続きを行なう際に、以下の書類が必要なので用意しましょう。
- お手持ちのバイクのナンバープレート
- 軽自動車届出済証返納証明書交付請求書
- 軽自動車届出済証返納届出書
- 車検証もしくは軽自動車届出済証
- 印鑑
- 身分証明書類
軽自動車届出済証返納証明書交付請求書と軽自動車届出済証返納届出書は、陸運局で廃車手続きを行なう際に必ず必要です。
陸運局で無料配布されています。
また、管轄外のエリアに住んでいる(引越しした)場合は、住民票が必要なのであわせて用意しておきましょう。
251cc以上のバイク
いわゆる小型二輪自動車は、お住まいのエリア管轄の陸運局で廃車手続きを行ないます。
その際に、以下の書類が必要です。
- お手持ちのバイクのナンバープレート
- 軽自動車税申告書
- 標識交付証明書
- 抹消登録申請書
- 手数料納付書
- 印鑑車検証もしくは軽自動車届出済証
- 身分証明書類
抹消登録申請書や手数料納付書は、陸運局で手に入ります。
また、手数料納付書には350円分の印紙を貼り付ける必要がある点も抑えておきましょう。
バイク・単車の処分方法4つ
ここでは、自治体や陸運局に廃車手続きを提出する以外でバイク・単車を処分する方法をご紹介します。
それぞれ処分方法を利用する際に必要なものや利用するにあたっての注意点もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
1:廃棄二輪車取扱店に依頼する
廃車二輪車取扱店とは、廃車を引き渡すと元の保有者に希望によって破壊すこるかリサイクルするか選ばれた方を実行してくれるお店です。
この廃車二輪取扱店で廃車してもらうためには、以下の書類が必要です。
- 身分証明書類
- 廃車申告受付書
- 自動車検査証返納証明書等
また、廃車二輪取扱店に依頼する際には手数料(10,000円~)がかかります。
2:バイク買取業者に買取してもらう
一時は大切にしていたバイクだからこそ、まだまだ誰かに乗ってほしいもの。
そんなときには、バイク買取業者に買取ってもらいましょう。
バイク買取業者は、バイクに関する知識に詳しく正確で納得のいく買取査定額を提示してくれます。
- 1.バイク買取業者に買取希望であると連絡し、見積りを出してもらう
- 2.見積りに納得したら買取り手続きを進める
- 3.バイクを引き渡して処分完了
上記の流れでバイクを買取ってもらいます。
買取金額は現地で現金で渡されることがあるので、自宅から近い買取業者に依頼しておくと安心です。
また、専門業者にバイクを買い取ってもらう場合には、以下の書類などが必要になるので用意してください。
- 身分証明書
- ナンバープレート発行時の証明書
- 認印
- 自賠責保険証明書
買取予約をした際に必要書類を伝えてもらえるのでメモをお忘れなく。
3:中古バイクとしてオークションやフリマで売る
まだまだ使えるバイクだからこそ、自分の手で誰かに売りたいですよね。
オークションやフリマなどで中古バイクとして販売する際には、たいてい以下の手順で処分していきます。
- 1.オークションサイトやフリマアプリに登録する
- 2.出品ページを作成する(写真撮影・文章作成)
- 3.購入してくれるのを待つ
- 4.購入されたら配送手続きを済ませる
- 5.売却金を受け取る
中古バイクとしてオークションやフリマで売ると売却金額が手元に入りますが、出品してもすぐに購入される可能性は高くないので、いつまでたっても廃車したいバイクを手元に置いておかなければいけません。
また、オークションやフリマで中古バイクを売却した後には、必ず購入者へ以下の書類を送る必要があります。
期限がまだなら自賠責保険証明書
- 自動車検査証
- 印鑑登録証明書
- 譲渡証明
- 委任状
- 自動車税納税証明書
- リサイクル券
また、譲渡証明書類と委任状には必ず実印で押印するのを忘れないようにしましょう。
書類に不備があると、何度も購入者へ書類を送付することになるからです。
4:不用品回収業者に回収してもらう
不要となったバイクを不用品回収を専門としている業者に持って行ってもらう方法もあります。
この場合は、以下の手順で進めます。
- 依頼したい不用品回収業者を選び、回収日時を予約する
- 回収日時に廃車となったバイクを業者にもっていってもらう
不用品回収業者はバイク1台だけでも回収しに来てくれて、なおかつ回収日や時間を指定できるケースが多いので忙しい方でもすぐに処分できます。
また、不用品回収業者にバイクを回収してもらう場合には以下の書類が必要です。
- 身分証明書類
- 廃車申告受付書
- 自動車検査証返納証明書等
上記の書類の他、回収業者によって必要書類は追加されることもあるので、予約時に確認しましょう。
バイクの処分におすすめの不用品回収業者
ここでは、バイク処分も行なってくれるおすすめの不用品回収業者をご紹介します。
それぞれ業者ごとにおすすめポイントや回収料金をお伝えしているので、バイクを処分したい方はぜひご覧ください。
また、処分だけでなく買取を行っている業者もあるので、お得に回収してもらいましょう。
1.粗大ゴミ回収サービス
粗大ゴミ回収サービスは、年中無休で24時間いつでも不要となったバイクを回収しに来てくれます。
そのため、仕事やプライベートで忙しくてバイクの処分手順を進められずに放置している方に特におすすめです。
また、WEB割引クーポンを利用すれば、作業料金から2,000円オフされるので、バイクを回収してもらう際にはぜひ利用してください。
店舗名 | 粗大ゴミ回収サービス |
おすすめポイント | 深夜早朝問わず指定した時間にバイクを回収して食れる業者 |
サービス内容 |
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料金目安 | 【軽トラック載せ放題】 14,800円 【1.5tトラック載せ放題】 34,800円 【2tトラック載せ放題】 54,800円 【4tトラック載せ放題】 要相談 |
営業時間 | 8:00~24:00(年中無休) ※作業は24時間いつでも行ってくれます。 |
対応エリア | 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県 |
キャンペーン |
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2.コーモド
コーモドは、「早く・安く・手軽に」をモットーに不用品回収を行なっている業者です。
原付バイクのみ不用品として回収してくれます。
また、即日対応可能なので「今すぐに処分したい」気持ちにも応えてくれます。
不用品の買取も行なわれているのでぜひ利用したいですね。
店舗名 | コーモド |
おすすめポイント | 即日対応でもバイクを回収してくれる業者 |
サービス内容 |
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料金目安 | 【積み放題SSプラン:0.6立米まで】
9,800円 【軽トラSプラン:1.5立米まで】 18,000円 【軽トラMプラン:2.5立米まで】 28,000円 【2tLプラン:最大4.5立米まで】 45,000円 【2トントラック積み放題LLプラン:最大11立米まで】 63,000円 |
営業時間 | 9:00~20:00(年中無休) |
対応エリア | 東京都、神奈川県 |
キャンペーン | なし |
まとめ
当記事では、バイク・単車を処分する方法について解説しました。
バイクを処分する際には、まず排気量ごとに自治体もしくは陸運局は廃車手続きを行ない、その後にバイク本体の処分方法を決めるという流れでした。
乗っていたバイクをまだまだ誰かに使ってもらいたい方やお金に換えたい方は、バイク専門買取業者で処分するといいでしょう。
お金にもならなくていいからすぐに処分したいという場合は、不用品回収業者を利用してバイク処分するのがおすすめです。
なぜなら、業者によって深夜・早朝を含む24時間でも営業していたり、予約してから最短で25分で回収しに来てくれる業者もいるからです。
ぜひご自身の求める形でバイク・単車の処分方法を決めてください。