ウォシュレットの処分方法は?各種処分費用や自治体での回収について

交換や引越しなどで不要になったウォシュレットは、どのようにして処分すればよいのでしょうか。
さまざまな処分方法がありますので、費用や処分の手間などを考えて検討するとよいでしょう。
本記事ではウォシュレットの処分方法や処分にかかる費用について、わかりやすく解説していきます。
自治体にゴミとして出せるかどうかについてもお伝えしますので、気になっている方はぜひ参考にしてください。
ウォシュレットを処分するおすすめの方法
家庭で不要となったウォシュレットの処分方法の中でおすすめの方法と、かかる処分費用の目安について紹介します。
ウォシュレットを自治体の「燃えないゴミ」や「不燃ゴミ」に排出する
- 費用目安:30円〜80円程度
ウォシュレットをもっとも手軽で費用をかけずに処分できるのが、自治体にゴミとして出す方法です。
有料のゴミ袋が自治体で用意されており、そのゴミ袋に入るサイズであれば家電製品も不燃ゴミとして出せるというルールのところもあります。
自治体指定のゴミ袋を購入し、地域指定の曜日にウォシュレットをゴミ袋に入れてゴミ集積場へ出すだけなので、面倒な手続きなども不要です。
ただし自治体によって対応やルールが異なるため、必ずしも燃えないゴミとして出せるとは限りません。
また指定のゴミ袋にウォシュレットが入りきらない場合も、燃えないゴミとして出せませんので注意が必要です。
「ウォシュレット」または「温水洗浄器付便座」などで、自治体の家庭ゴミ分別ルールなどをチェックしてみるとよいでしょう。
ウォシュレットを自治体の粗大ゴミとして出す
- 費用目安:300円〜600円程度
ウォシュレットを粗大ゴミや大型ゴミとして出せる自治体も多いです。
粗大ゴミとして出す場合は、事前に電話やWebから個別収集の申し込みを行い、手数料分のシールを購入した上で回収してもらう流れとなります。
収集まで日数がかかることもありますが、費用も比較的安く自宅前まで取りに来てもらえるケースがほとんどのため、そこまで手間となることはありません。
ただし粗大ゴミとして出せるのは、あくまでも「家庭で使用していたもの」に限られます。
また業者がリフォームで取り外したウォシュレットなども、事業に伴う廃棄物としてみなされ、個別回収の対象外となるため注意が必要です。
自治体指定のゴミ処理場や施設へ直接持ち込む
- 費用目安:0円〜500円程度
粗大ゴミとして出せる対象品目は、自治体で指定されたゴミ処理場や専用施設へ直接持ち込むことも可能です。
ウォシュレットはこの持ち込み処分の対象品となるケースがほとんど。自治体によっては家庭ごみに限らず、事業に伴って出た廃棄物でも受け入れ可能なところもあります。
直接持ち込みの場合、戸別収集よりも処理手数料が安くなるケースが多数。
自治体もよりますが、戸別収集時の手数料の半額で受け付けてくれる施設や、一定重量までは無料とする施設も珍しくはありません。
直接持ち込む必要があるため手間がかかりますが、自身のタイミングで持ち込めるため、収集日まで待つ必要がないといったメリットもあります。
不用品回収業者にウォシュレットを回収依頼をする
- 費用目安:500円〜3,000円程度
とにかく手軽に、今すぐにでも処分したいという場合には、ウォシュレットを民間の不用品回収業者に回収依頼する方法がおすすめです。
自治体の回収処分費用と比べると、割高になってしまう点はデメリットですが、電話1本ですぐに回収に来てくれる手軽さは随一!
費用面が気になる場合はウォシュレット1点のみの回収依頼ではなく、いらないものを複数まとめて処分する方法がおすすめです。
定額料金プランなどを用意している不用品回収業者を利用すれば、1点当たりの処分費用をかなり抑えて処分が可能。
ウォシュレットのような小さなサイズの不用品であれば、格安料金で大量にまとめて処分できてしまいます。
不用品回収業者であれば、家庭から出たものでも事業に伴う廃棄物でも関係なく回収処分可能で便利です。
ウォシュレット買い替えなら住宅設備専門業者に有料で処分してもらえる場合も
- 費用目安:2,500円〜3,000円程度
水回り品や住宅設備などを専門に取り扱う、リフォーム業者などを通じてウォシュレットの買い替え交換を依頼した場合、交換時のオプションとして有料で引き取ってくれるケースがあります。
家電量販店とは異なり、こうした専門業者の場合、不要になったウォシュレットなどの廃棄品を処分するルートを持っているためです。
ただしその住宅設備会社やリフォーム業者を通して新しいウォシュレットを購入することや、取り替え工事なども併せて依頼することなどが条件となります。
回収処分のみを依頼することはできませんので、あくまでも買い替え時のオプションと考えましょう。
ただし家電量販店では引き取ってもらうことができない
買い替え予定のウォシュレットを家電量販店で購入するというケースもあるでしょう。
家電量販店の場合テレビなどの買い替え時は、不要になったテレビを下取りまたは有料で回収処分してもらうことが可能です。
しかしウォシュレットの場合は、買い替え時でも古いウォシュレットの引き取りは行ってもらうことができません。
交換工事などは有料で手配してもらえますが、処分はできないといわれることがほとんどです。
交換時工事の際に持って行ってもらうつもりだったのに!とならないよう、取り替え工事を依頼する際は、古いウォシュレットの対応についても確認しておきましょう。
ウォシュレットはリサイクル処分に向かないアイテム
一般的に中古家電でも年式が新しいものなどは、リサイクル目的で買取や売却処分をする方法もあります。
しかしウォシュレットの場合、フリマアプリやオークション、リサイショップでの買取などのリサイクル目的での処分は不向きです。
リサイクルショップなどでも、一度でも使用したウォシュレットは買取対象外となるケースがほとんど。
使用済みのウォシュレットは、たとえきれいに掃除をしたとしても衛生面で気になってしまうユーザーが多いからというのがその理由です。
実際、メルカリやヤフオクなどでも中古品のウォシュレットが出品されていますが、なかなか落札されていないのが現状。
売れるまで気長に待てるという人は、出品してみるのもひとつの方法ですが、すぐにでも処分したい場合には別の処分方法を選択した方がよいでしょう。
知人への譲渡やジモティなら引き取り手があるかも
使用期間が浅くとてもきれいな状態のウォシュレットであれば、知人に譲るのもアリかもしれません。
またジモティなどのサービスでも、「無料であれば欲しい」という人が現れる可能性もあります。
費用をかけずに処分できるメリットがあるので、処分するまで日数に余裕がある場合には、こうした譲渡による処分方法も検討してみるのもよいかもしれません。
ただし引き取り手と直接やりとりをする必要があるため、譲渡の際のトラブルには注意が必要です。
ウォシュレット処分前の取り外しは基本自分で行う必要がある
使用中のウォシュレットを処分する際は、取り外し工事が必要となります。
リフォーム業者や設備やさんに依頼する場合を除き、どの処分方法を選択した場合でも、取り外し作業は基本自分で行うこととなります。
取り付け時に大体の注意点は理解されているかと思いますが、取り外し時はあらためて注意点などを確認の上作業を行いましょう。
ウォシュレットを取り外す際は
- 漏電しないようコンセントは必ず外す
- 止水栓を閉めて水が出ないようにする
ことが大切です。
取り外しの際にフレキホースから水が垂れることもありますので、水受け用のバケツを用意しておくことよいでしょう。
ウォシュレットのタイプによって必要となる工具が異なりますが、型番が分かればTOTOのホームページにて必要な工具を調べることができます。
作業自体は決してむずかしくはありませんので、時間にゆとりを持って落ち着いて取り外しましょう。
ウォシュレットの処分は粗大ゴミ回収サービスへお任せ!
ウォシュレットの処分にお困りの方や、今すぐにでも処分したいという方は、粗大ゴミ回収サービスへご相談ください。
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お見積もりやご相談は無料ですので、この機会にぜひ不用品をまとめて処分してはいかがでしょうか。