瓦の処分方法や費用は?自治体で処分はできるケースやできないケースも

瓦の処分方法や費用は?自治体で処分はできるケースやできないケースも

大量の瓦の処分にお困りですか?

瓦はその素材や重量などから、処分方法で悩みがちなアイテムです。

本記事で屋根瓦の処分方法や処分にかかる費用について解説します。

おすすめの処分方法についても詳しく紹介していますので、お困りの際はぜひ参考にしてみてください。

 

屋根の上にある瓦の撤去は専門業者に依頼

屋根の上に設置されたままの状態の瓦は、自分たちで撤去することはできません。

こうした屋根の上での撤去作業は高所作業の扱いとなるため、足場の設置や安全対策などが義務付けられています。

もしも屋根の上にある状態の瓦を撤去処分する場合は、屋根瓦修理業者など専門家に依頼する必要があります。

 

専門業者に撤去してもらった場合の費用の目安は?

まずは、屋根瓦を業者撤去処分してもらった場合、どれくらいの費用がかかるか紹介します。

瓦の撤去や葺き替えには、瓦の処分費用だけでなく、各種作業費用なども加算されます。

たとえば

 

  • 撤去費用
  • 処分費用
  • 足場費用

などです。

屋根の撤去は平米単価で計算されます。

これに伴いかかる費用の目安は、以下のようになります。

1㎡あたりの相場 100㎡の場合
屋根の撤去費用 約4,000円〜5,000円/㎡ 約400,000円〜500,000円
足場設置の費用 約1,000円〜1,500円/㎡ 約100,000円〜150,000円
諸経費用 約5%〜10%
合計 5,250円~7,150円/㎡ 約525,000円〜715,000円

あくまでも上記は、リフォーム業者などに瓦の撤去所と分を依頼した場合の費用概算です。

瓦の種類や規格にもよりますが、瓦は一坪(約3.3㎡)に53枚使用されていますので、1㎥あたり約16枚程度の枚数が目安となります。

また葺き替えとなると、これ以外にも下地の処理や新しい屋根の材料費など、さまざまな費用がかかります。

 

瓦の場合、撤去費用は通常の屋根の撤去費用のおよそ倍の費用です。撤去費用や諸経費に、処分費用が含まれるのが一般的です。

しかし業者によっては上記目安料金とは別に、処分費用を請求されるケースもあります。

 

専門業者以外での瓦の処分方法は?

自分で簡易的に交換した際に出た少量の瓦や、以前葺き替えた際に撤去を依頼しそのまま保管していた瓦など、さまざまな事情で瓦の処分が必要となるケースもあるでしょう。

瓦はその素材から、一般的に自治体の燃えないゴミや粗大ゴミなどでは処分ができないものとして分類されています。

こうしたことを踏まえ、自分で瓦の処理や処分をする場合の、処分方法や費用について紹介します。

 

自治体の粗大ゴミ回収に出す

・費用目安:300円~1,000円程度

基本的に瓦は、粗大ゴミとして出すことができない品目です。

しかし自治体によっては、瓦を粗大ゴミとして収集してくれるところもあります。

 

ただし粗大ゴミとしてOKの自治体でも、下記の条件の場合は回収不可となりますので注意が必要です。

 

  • 自治体で1回に回収できる点数を超えた枚数
  • 業者によって取り外された瓦

自治体の粗大ゴミでは、1回に回収できる粗大ゴミの点数に上限が設定されている場合もあります。

また自治体の粗大ゴミでは、基本建築廃材は産業廃棄物扱いとなり回収できません。

DIYなどの範囲での瓦の廃棄のみOKという自治体がほとんどですので、確認の上回収依頼をしましょう。

 

自治体の産業廃棄物処理場やリサイクルセンターへ持ち込む

・費用目安:1kg当たり20円~80円程度

自治体によっては、産業廃棄物に値する瓦でも、持ち込みであれば引き取り処分してもらえるところもあります。

こうした産業廃棄物処理場やリサイクルセンターセンターであれば、瓦枚数や重量の制限がなく、あったとしても回収よりも柔軟です。

 

地域にはさまざまな処理場やリサイクル処理センターがあり、施設ごとで引き取れるものの素材が異なる場合もあります。

あらかじめ対応可能な処理場を確認したうえで、持ち込むようにしましょう。

 

専門のリサイクル業者に有料で回収依頼をする

・費用目安:1立米(㎥)あたり20,000円程度

屋根瓦や金属くず、コンクリート、がれき類などのガラや産業廃棄物を専門に、回収リサイクルを行う業者もいます。

多くの場合、解体業者や建築業者からの依頼で柄を引き受けますが、個人からの依頼でも柔軟に対応してくれる業者がほとんどです。

 

ただし依頼をするときは、産業廃棄物収集運搬許可を受けている業者で、回収した瓦を適切に処理してくれる業者であるか確認が必要です。

不法投棄などにつながることが内容、信頼できる業者に引き取ってもらうようにしましょう。

 

不用品回収業者に回収と処分を依頼する

・費用目安:1立米(㎥)あたり20,000円前後

地域に対応している不用品回収業者に、回収と処分を依頼するのもおすすめです。

不用品回収業者であれば、瓦の処分を断るところはないでしょう。

1枚単位でも回収してもらえますし、トラックの容量や重量に応じた料金プランでまとめて回収してもらうことも可能です。

 

瓦の処分は不用品回収業者に任せるのがおすすめ

瓦の処分方法で迷った時は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

不用品回収業者に任せるべき理由は下記の通り。

 

重たい瓦も回収作業員に運んでもらえる

瓦一枚程度は決して重たいものではありませんが、複数枚となると移動させるのも一苦労です。

不用品回収業者なら、運び出しや移動、トラックへの積み込みまで、基本業者に任せられます。

屋根から降ろす作業には対応できませんが、すでにおろしてある瓦や納屋やガレージにある瓦であれば、任せててしまったほうがスムーズでしょう。

 

他の不用品と一緒にまとめて処分できる

瓦以外の不用品やガラなどもまとめて回収処分ができるのも、不用品回収業者を利用するメリットです。

瓦一枚だけを回収してもらうとなると、費用的には高上りです。

しかし多くの瓦処分やほかの不用品と一緒にまとめて処分してもらった場合には、かなり安く瓦の処分ができる計算となります。

 

定額プランの利用が可能

不用品回収業者では、トラック乗せ放題など作業費コミコミの定額プランを用意しているところが多いです。

トラックのサイズに合わせて料金が決まるため、料金もわかりやすくオトクな定額プランを利用して、いらないものをまとめて処分すれば、瓦だけでなくさまざまな不用品や廃材もオトクに処分できてしまいます。

 

時間指定が柔軟にできる

自治体の戸別回収や持ち込み処分では、平日の日中などの利用が基本です。

その点、不用品回収業者なら、自由な時間に回収に来てもらえます。

業者によっては土日祝日や、早朝・深夜の時間にも回収依頼が可能です。

急ぎでの回収依頼や、スケジュールに合わせた回収依頼もできますので、非常に便利です。

 

無料見積もり相談が気軽にできる

不用品回収業者では、無料で見積もり相談ができるところがほとんどです。

現地出張見積もり以外にも、メールやLINEなどを活用し、写真や文章で瓦の量などを伝えることも可能です。

事前にかかる費用などを確認し、複数社相見積もりを立ててから業者を選ぶこともできるので、安心感があります。

 

瓦の処分に悩んだ時は粗大ゴミ回収サービスへご相談ください

粗大ゴミ回収サービス

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粗大ゴミ回収サービスでは、少量の瓦から大量の瓦の処分まで、幅広く対応可能です。

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瓦以外にも、さまざまな建築廃材やご家庭で不要となった家具家電など、品目問わずあわせて処分することもできます。

 

即日回収や、早朝・深夜など日時をご指定いただいてのご相談も可能!

お見積もりやご相談は、完全無料にてご利用いただけます。

瓦の処分にお悩みのかたは、ぜひ粗大ゴミ回収サービスへご相談ください。