バッテリーの処分方法と費用!廃棄時期の目安や自治体回収状況も解説

バッテリーの処分方法と費用!廃棄時期の目安や自治体回収状況も解説

この記事は、車のバッテリーの処分方法と費用をメインに、以下のことについて解説しています。

  • 自治体でも回収してもらえるのか
  • 解体するのは危険であること
  • 車のバッテリーを処分する目安について

バッテリーを車から外して処分したいと考えている方はぜひ、この記事を参考にしてください。

 

車のバッテリーを放置するのは、火災や感電の恐れがあることから大変危険です。

バッテリーを取り外したら、早めに適切な処分をしましょう。

 

車のバッテリーの処分方法

車のバッテリーの処分方法

車のバッテリーを処分する際は、以下の業者に頼みましょう。

  • ディーラーやカーショップ
  • ガソリンスタンド
  • 自動車パーツ販売店
  • ホームセンター
  • 不用品回収業者

その際は、プラスやマイナス端子に絶縁テープを巻いておいてください

電気を通す金属製品が端子に触れると、ョートや発火の恐れがあるからです。

 

ディーラーやカーショップ

ディーラーやカーショップでは、バッテリー交換と同時に処分が可能です。

交換と新品購入も共に行うため、処分だけのときより価格はあがりますが、安全が確保されるというメリットがあります。

 

この場合の費用は、バッテリー本体代・工賃・処分料が合計されるため、4,500~45,000円と幅があります。

これは、業者だけではなく、車種やバッテリーの種類や大きさ、性能、製造国、純正品か否かによって変動するからです。

 

ガソリンスタンド

有人のガソリンスタンドなら、バッテリーを引き取ってもらえます。

費用は店舗によって異なるため、事前に確認が必要ですが、無料~1,000円程度です。

 

自動車パーツ販売店

自動車パーツ販売店で新品バッテリーを購入する際は、無料~500円程度で引き取ってもらえます。

中には、新品を購入しなくても処分が可能なお店もあるので、事前に確認をしてください。

 

ホームセンター

ホームセンターによっては、買い替え時に同数のバッテリーを引き取ってもらえます。

各店舗の詳しい条件は、以下の通りです。

島忠 購入した商品と同等・同数の引取りを無料引取り
ケーヨーデイツー 購入した商品と同等・同数の引取りを無料引取り
コーナン 購入した商品と同等・同数の引取りを無料引取り
カインズ 店舗持ち込みのみ対応。念のため事前に店舗に確認が必要
ロイヤルホームセンター 購入した商品1点につき、同等商品を1点無償下取り

 

不用品回収業者

カーバッテリーは、不用品回収業者でも処分が可能です。

ただし、どの業者でも扱っているわけではないため、事前に問い合わせてください。

 

不用品回収業者のメリットは、自分でバッテリーを持ち運ぶ必要がないことです。

ここまで記載した方法だと、どれも自分で運ばなければなりませんが、バッテリーは火気厳禁です。

車の中でたばこを吸う方には特に、おすすめできません。

不用品回収業者なら、必ず引取りにきてくれるので、とても便利で安全です。

そのうえ、バッテリーは何個でも処分可能です。

 

カーバッテリー単品での回収費用は業者により変動します。

単品回収の最低価格は1,000円~3,000円ですが、買取可能な業者もあります。

 

また、不用品回収業者は、他の不用品と一緒に処分することでよりお得に処分が可能です。

車やバイクはもちろん、家具や家電など他の不用品もある場合は、不用品回収業者ならとても安くなります。

いくつもの不用品をまとめて処分できるトラック積み放題パック(定額プラン)の相場は以下の通りです。

不用品回収定額プラン 目安の間取り 料金相場
カゴ台車積み放題プラン みかん箱16箱ほど 12,000円~
軽トラック積み放題プラン 1R~1K 28,000円~40,000円
1.5tトラック積み放題プラン 1DK~2DK 45,000円~60,000円
2tトラック積み放題プラン 2DK~2LDK
(トラックによる)
60,000円~80,000円
4tトラック積み放題プラン 3DK以上 80,000円~お見積もり

 

車のバッテリー処分費用まとめ

車のバッテリーの処分費用をまとめました。

処分費用が一番安いのは、ガソリンスタンドや自動車パーツ販売店ですが、業者によっては不用品回収業者でもお得に処分できるでしょう。

ディーラーやカーショップ 新品購入が必要 4,500~45,000円
ガソリンスタンド 有人のガソリンスタンドに限る 無料~1,000円
自動車パーツ販売店 新品購入時 無料~500円程度
ホームセンター 同等品・同数の新品購入が必須 無料
不用品回収業者 どんなものでも回収可能 単品での回収費用は業者により変動するが、単品回収の最低価格は1,000円~3,000円
定額プラン有

 

車のバッテリーは自治体でも回収してもらえる?

車のバッテリーは自治体でも回収してもらえる?

カーバッテリーは、自治体では回収してもらえません

なぜなら、バッテリーには希硫酸や鉛が含まれているため、処理が困難な危険物だからです。

特に希硫酸は劇薬のひとつです。(バッテリーに使われる希硫酸は濃度を薄くしています。)

 

カーバッテリーは、自治体の回収には出せませんし、地域のクリーンセンターなどに直接持ち込むこともできません。

車のバッテリーを処分する際は、ディーラーやカーショップ、ガソリンスタンド、自動車パーツ販売店、ホームセンター、不用品回収業者の中から自分に合った業者を選んでください。

 

車のバッテリーを解体するのは危険

車のバッテリーは、自治体の回収には出せないからと言って、解体して燃やせないゴミに出すこともできません。

なぜなら、前述の通り硫酸や鉛が含まれているため、バッテリーの中では常に化学反応が起こっており、微量の水素ガスが発生しているからです。

近くに火があるだけでも引火するため、火気厳禁です。

それも、自分だけが気を付けるのでは足りません。

タバコのポイ捨てにもじゅうぶん配慮しなければなりません。

 

さらに、感電やヤケドの恐れがあるうえに、結局はバッテリー液の処分に困ることになります。

危険を冒してまでバッテリーを解体しても、自治体の回収やクリーンセンターに出すことは不可能です。

車からバッテリーを取り外した際は、速やかにここに記載した方法で処分をしてください。

 

車のバッテリーを処分する目安とは

車のバッテリーを処分する目安とは

車のバッテリーは、寿命が来る前に交換することでトラブルを避けられます。

バッテリーの交換・処分目安は以下のようなタイミングです。

 

交換を行って不要になったバッテリーは、安全のためにも早めに適切な処分を行ってください。

 

バッテリーの補償期間を目安にする

バッテリーは、補償期間を2年~3年にしているメーカーが多いものの、車の乗り方やメンテナンスの頻度によって消耗度が変わります。
特に、バッテリー上がりを起こすと、消耗が早まります

 

交換目安はバッテリーの外箱に記載されている補償期間ではあるものの、車に多く乗る場合や、バッテリー上りを起こしたことがある際などは、早めに交換すると良いでしょう。

 

エンジンがかかりにくくなったら交換する

車のエンジンがかかりにくくなったら、バッテリーが上りはじめている可能性があります。

すぐに取り換えるか、念のためバッテリーチェックを受けてから判断するか、どちらかにしてください。

 

バッテリーチェックで指摘されたとき

バッテリーチェックは、ガソリンスタンドやカー用品店、ディーラーなどで行うことができます。

それほど時間はかからないので、定期的にチェックを受け、消耗を指摘されたらすぐに交換・処分すると良いでしょう。

 

 

車のバッテリー処分は、粗大ゴミ回収サービスにお任せ!

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粗大ゴミ回収サービスは、車のバッテリーの処分が可能です。

他にも、タイヤやホイール、バイク、車、農機具も一緒に処分することができます。

もちろん、一般家庭も法人も取り扱っております。

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