DIYなどで出た廃材の処分方法は?自治体ではNGの素材に注意!

DIYなどで出た廃材の処分方法は?自治体ではNGの素材に注意!

DIYなどの際にどうしても出てしまう廃材。

大きさや素材によっては、その廃材の処分方法に困ってしまうということもあるでしょう。

本記事では廃材の処分方法や、処分時の注意点についてわかりやすく解説していきます。

 

廃材とはどのような品目が該当するのか?

ひとことで「廃材」といっても、形状や素材はさまざまです。

廃材とは解体工事などででた「木材」や「コンクリート片」、「がれき」や「金属くず」などを示すものです。

そのため通常DIYなど家庭のちょっとした作業で出たゴミなどは、区別して「端材」として考えるのが一般的です。

 

しかし最近では本格的なDIYに取り組む方もおおく、大型の木材などが出ることも少なくはありません。

本記事ではこのように家庭から出るいわゆる「端材」から、大きな「廃材」に当たるものまでを含めた処分方法について解説しています。

 

廃材の処分方法6つ

廃材の処分方法6つ

家庭から出る廃材は、6つの方法で処分可能です。

 

①自治体に一般ゴミとして排出

②自治体に粗大ゴミとして出す

③ゴミ処理施設へ直接持ち込む

④オークションやメルカリに出品

⑤廃材を専門とする業者に持ち込む

⑥不用品回収業者に依頼する

 

もっとも手軽なのは、自治体にゴミとして出す方法でしょう。

しかし廃材の種類や大きさによっては、自治体で対応してもらえない場合もあるため注意が必要です。

 

廃材はその素材や大きさに合わせて、処分方法を検討することが大切です。

それでは、それぞれの処分方法に合わせて、より詳しく解説していきます。

 

①自治体に一般ゴミとして排出

自治体指定のゴミ袋に入るなど、一般ゴミのサイズとして指定されている範囲内の廃材の場合、「燃えるゴミ」や「資源ごみ」などで排出することができます。

 

  • 燃えるゴミ:木片やウッドチップ、壁紙の切れ端、布地
  • 燃えないゴミ(または資源ごみ):ねじや区議金属片、プラスチック片

 

排出する際は自治体のルールに沿って、指定ゴミ袋などに入れ、指定された曜日などに集積所へ出します。

費用は自治体によって異なりますが、無料または一袋当たり数十円程度となるでしょう。

 

いわゆる「端材」に当たるような廃材をもっとも手軽に処分できる方法ですが、小さなものであることが条件となります。また素材によってしっかりと分別する必要があるなど、手間がかかるデメリットも考慮する必要があります。

 

②自治体に粗大ゴミとして出す

集積所に一般ゴミとして出せる大きさを超える廃材は、粗大ゴミとして戸別収集による処分が可能です。

戸別収集に出す場合は、事前に申し込みを行い必要な金額分の処理手数料券を購入したうえで、指定日にあわせて収集してもらう流れです。

 

自治体によって費用や対象となる廃材に違いがあるため、収集予約時に確認が必要です。

たとえば足立区の場合、下記のような費用で廃材の回収依頼ができます。

 

品目 費用
板類一束
(竹製、プラスチック製、木製、ベニヤ板
※一束(1枚1畳程度以下の板を)5枚程度まで)
400円
木箱 400円
400円
金網(フェンス) 400円
ガラス板(一束) 400円
看板 400円
すのこ 400円
たたみ(1畳) 1200円
建具(アルミサッシ、ガラス戸を除く) 400円
建具(アルミサッシ、ガラス戸) 800円

 

ただし自治体によっては、同じ品目でもだせる地域と出せない地域があるため注意が必要です。

また戸別収集の場合は、一度に排出できる点数に上限がある(平均5点程度)ため、まとめて処分が必要な際は確認しておくようにしましょう。

 

廃材を自治体の戸別収集に出す際の注意点

なお業者によるリフォーム等で発生した廃材などは、「産業廃棄物」「事業系廃棄物」に当たるため、自治体に粗大ゴミとして排出できません。

そのため業者が自宅で作業を行った際に出た廃材などは、粗大ゴミとして出せないルールとなります。

 

また店舗や事務所などで発生した廃材についても、同様に粗大ゴミとして出すことができません。

これら産業廃棄物や事業系廃棄物に当たる廃材については、自治体の戸別収集以外の方法で処分する必要があるでしょう。

 

③ゴミ処理施設へ直接持ち込む

自治体指定のゴミ処理施設などに、廃材を直接持ち込むことも可能です。

持ち込むための車などが必要となりますが、点数が多い場合や、すぐにでも処分したい場合などには便利です。

 

多くの場合事前の申し込みなどは不要で、施設が開所している時間帯に合わせて直接持ち込む流れとなります。

現地で計量を行い、その場で現金などで支払う流れとなるのが一般的です。

戸別収集よりも安い費用で処分できるため、廃材を持ち込む手段がある場合にはおすすめの処分方法となります。

ただし地域によっては、直接持ち込みを受け入れていない場合もあるため注意が必要です。

 

④オークションやメルカリに出品

人気の木材や需要のある素材などは、ヤフオクなどのオークションサイトや、メルカリなどのフリマアプリに出品するのもありです。

細かな木片などは、ハンドメイドなどで使用するという人も多いため、ある程度の需要が見込めます。

大きな木材などは配送手段の確認が必要ですが、需要のありそうな廃材であれば出品してみるのもよいでしょう。

 

人気の素材の木板廃材であれば、リサイクルショップなどで買い取ってもらえる場合もあります。

とくにウォールナット素材やヒノキ素材、国産木材などは、人気が高い素材です。

まだまだ使い道がありそうな廃材は、買取ができないか相談してみるとよいでしょう。

 

⑤廃材を専門とする業者に依頼する

金属素材(非鉄金属)の廃材や金属くずなどが大量にある場合などは、産業廃棄物などを専門にあつかう業者に持ち込むこともできます。

金属素材(非鉄金属)の種類や量によっては、キロ単価で買い取ってもらえる場合もありますので、地域にそうした企業がないか調べてみるのもよいでしょう。

 

また廃木材や建築廃材などを専門に回収している、産業廃棄物処理業者などもあります。

いわゆる解体現場で出るような廃材の回収をメインとしているため、大きさや種類・量を問わず引き取ってもらえるのが特徴です。

 

産業廃棄物処理企業では、以下のような廃棄物が対象です。

 

  • 廃プラ、木くず、紙くず、多少の金属やガラス陶磁器等可燃系廃棄物
  • 泥状、ガラス陶磁器及びコンクリートくず、泥状、サイディング、タイル、瓦などの陶磁器系廃棄物
  • ミンチ状のボード混入、草混じり泥状の混合廃棄物

 

ちょっとイメージしにくいですが、たとえば以下のような廃材は持ち込み対象となると考えるとよいでしょう。

木くず、生木、畳、コンクリートがら、レンガ、サイディング素材、石膏ボード、断熱材、金属くずなど。

自治体に出せないような廃材も回収対象となることが多いので、処分に困っていたものも合わせて出すとよいかもしれません。

 

可燃性の混合廃棄物の場合1キロ当たり数十円程度~1立米あたり15,000円程度が相場です。

ただし不燃系素材や処理困難物などに指定される廃材の場合は、1立米あたり25,000円を超える場合もあります。

費用は決して安くはありませんが、廃材が大量に出てしまった場合などは相談しやすいでしょう。

業者によって別途運搬費をプラスして、回収に来てもらうこともできます。

 

⑥不用品回収業者に依頼する

より手軽に廃材を処分したい場合には、不用品回収業者がおすすめです。不用品回収業者は廃材の種類や状態、量を問わず処分できるのが特徴。

しかも廃材1点からでも自宅まで回収に来てもらうことが可能です。

廃材を専門とする業者の場合は、少量の廃材回収は依頼しづらいものですが、不用品回収業者なら気軽に相談できます。

また費用の面でも非常にリーズナブルに処分できるのも大きな魅力です。

 

トラック載せ放題など、定額パックプランを利用すれば、車両費・運搬費・回収作業費など、諸々の回収手数料などもコミコミで回収依頼が可能。

廃材以外の不用品もあわせて処分できますので、まとめて格安で回収してもらうこともできます。

 

地域に対応している業者ですと、電話一本で最短即日回収してもらえる場合もありますので、廃材をすぐにでも処分したいという場合にも最適です。

費用の目安は、軽トラック1台程度(1立米~3立米程度、トラックによる)で25,000円~40,000円が目安です。

 

廃材の回収処分は粗大ゴミ回収サービスにおまかせください!

粗大ゴミ回収サービスでは、木材・金属・ガラスやプラスチックなど、さまざまな素材の廃材の回収が可能です。

廃材の状態はもちろん、大きさなども問わず回収できますので、混在した廃材を処分したいというときにも最適。

分別や分類、解体や運び出しなどもすべて当社スタッフが対応しますので、すべてお任せいただけます。

 

軽トラックのせ放題プランなら、14,800円からと非常にリーズナブルな価格で回収可能。

オトクな定額パックプランのため、各種作業費や手数料コミコミでご利用いただけます。

お見積りやご相談は完全無料!廃材の処分にお困りの際は、一度粗大ゴミ回収サービスまでご相談ください。

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